ニキビ・酒さにアゼライン酸


アゼライン酸は海外で「酒さ」「ニキビ」の治療薬としてクリームが使用されている成分で催奇形性などの副作用がなく安全性が高いとされています。

日本では医薬品の承認がされていないため化粧品として扱われていますが、美容皮膚科などでは治療に使われています。

<アゼライン酸の主な効果>

・角化異常の抑制

・抗菌活性

・皮脂分泌の抑制

・抗炎症作用

・メラニン産生の抑制

当薬局では、NIKIPITAのアゼライン酸20%配合クリームを取扱っています。アゼライン酸20%は皮膚科専用のアゼライン酸クリームのDRX AZAクリアと同じ濃度となっています。

アゼライン酸高濃度クリームの特徴と効果

◆ 毛穴の詰まりを取り除く

面ぽうの原因となる毛穴の詰まりを解消し、ニキビを予防し進行を抑えます。

◆ 皮脂の分泌を抑える

皮脂の分泌を抑えることで、ニキビを予防し悪化を防ぎます。

◆ アクネ菌に対する抗菌作用

アクネ菌を殺菌することで、赤ニキビを改善します。

◆ 抗酸化作用

酸化を抑制することで、活性酸素を抑え、炎症の悪化を抑えたり、皮脂の酸化を抑制し、ニキビの予防、悪化の防止の効果があります。

◆ 美白作用

メラニンの生成を抑えることで美白の作用もあります。

ニキビ跡の色素沈着にも効果があります。

<こんな方におすすめ!>

☑ 妊娠中の方、妊娠希望の方

☑ 授乳中の方

☑ ディフェリンゲルやBPO製剤の刺激が強い方

☑ 他の外用薬でアレルギーがある方

☑ ニキビ跡の色素沈着が気になる方

アゼライン酸は、ディフェリンやBPO製剤(ベピオ、デュアック)の副作用である乾燥感や皮むけ、痒みで治療を断念された患者様にもお勧めです。

この記事を書いた人

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薬剤師 坂本圭浩

<資格>
認定実務実習指導薬剤師
介護支援専門員
医療環境管理士

薬学部卒業、薬剤師資格取得後に1年限定で居酒屋アルバイトと英語習得でフリータ生活。その後、アルバイト兼務しながら病院薬剤部へ就職。感染症対策委員となる。服薬指導のスキルUPのため調剤薬局へ転職。支店長、経営企画部長、本部長を経て執行役員となり全国150店舗を統括。その後、大手ドラッグストア本部の調剤部長に就任。2022.3にかなで薬局を独立開局。趣味は料理、食べ歩き、ギター、マラソン、サウナ。