春は不調が起こりやすい季節!


冬の寒い季節を越えて、春は暖かく気持ちのよい季節をイメージする方も多いですが実は原因のわからない体調不良が起きやすいです。

なぜでしょか?それは気温や気圧の変化が著しいことが一因となっています。

<春の寒暖差は>

・自律神経の乱れ

・薄着による冷え、免疫力低下

・新学期、新年度、新生活による精神的ストレス

これらの結果として以下の症状が現れます

◆鼻炎のような鼻水鼻閉の症状

◆頭痛や肩こり、倦怠感

◆喉の異物感、不眠、過睡眠、不安感、焦燥感

特に花粉症のような鼻炎症状は多くみられます。また寒暖差アレルギー薬は抗アレルギー薬が効きにくいことがあります。

<春の体調不良を予防するには>

・体を冷やさない

・適度な運動をする

・漢方薬を服用する

つまりは自律神経を整えることが対策となります

<自律神経による体調不良には漢方薬>

寒暖差アレルギーや鼻炎に効く漢方は冷えた体を温め水分代謝を促進する小青竜湯

気圧変化による頭痛やめまい、だるさに効く漢方は原因のむくみを改善する五苓散

この記事を書いた人

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薬剤師 坂本圭浩

<資格>
認定実務実習指導薬剤師
介護支援専門員
医療環境管理士

薬学部卒業、薬剤師資格取得後に1年限定で居酒屋アルバイトと英語習得でフリータ生活。その後、アルバイト兼務しながら病院薬剤部へ就職。感染症対策委員となる。服薬指導のスキルUPのため調剤薬局へ転職。支店長、経営企画部長、本部長を経て執行役員となり全国150店舗を統括。その後、大手ドラッグストア本部の調剤部長に就任。2022.3にかなで薬局を独立開局。趣味は料理、食べ歩き、ギター、マラソン、サウナ。