二日酔い対策

ついつい飲み過ぎてしまいますよね!

「酒は飲んでも飲まれるな」・・・酒は適量にですが、楽しい飲み会だったり、美味しい肴があるともう少し飲んでも大丈夫だと過信して次の日に後悔することが多いですよね。

二日酔いになるとつらい頭痛や吐き気で「もうお酒は飲まないぞ」と心に刻みます。

そして半日ほど二日酔いで苦しみ、仕事に支障きたり、休日が台無しになってしまいます。

それを少しでもリカバリーするには事前事後に対策を行っていきましょう。

まずは空腹でアルコールを摂取しない。

空腹だとアルコールの吸収が早く、血中アルコール濃度が高くなり、すぐに分解能が追い付かなくなり、二日酔いの不快物質であるアセトアルデヒ血中に増えていきます。悪酔いしやすくなります。

次に和らぎ水をお酒の合間に同じ量を摂取する

体の中のアルコール濃度が薄くなり、酔いのスピードを遅くする効果があります。

胃の中のアルコール度数を下げることで、肝臓がアルコールを分解するときに必要となる水分を補ってくれます。

飲酒後は水分と糖分を十分に取る

飲酒後はアルコールの利尿作用によって脱水症状になりやすく、アルコール分解に水が使われるため、体内の水分が不足しがちです。経口補水液はおすすめです。また肝臓によりアルコール分解には糖が必要な為、呑む時は食べない方は特に糖分を摂取しましょう。ジュースでも良いです。

サウナや入浴は避ける

「サウナでアルコールを抜く」は間違った考えです。飲酒は利尿作用で脱水症状になりやすい上に汗を多くかくと熱中症の状態になり、二日酔いが悪化します。シャワーで軽く体を洗う程度にしましょう。

補助的対策に医薬品を服用する

以下に二日酔いを緩和してくれる医薬品を載せました。飲酒前後で服用すると効果的です。

この記事を書いた人

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薬剤師 坂本圭浩

<資格>
認定実務実習指導薬剤師
介護支援専門員
医療環境管理士

薬学部卒業、薬剤師資格取得後に1年限定で居酒屋アルバイトと英語習得でフリータ生活。その後、アルバイト兼務しながら病院薬剤部へ就職。感染症対策委員となる。服薬指導のスキルUPのため調剤薬局へ転職。支店長、経営企画部長、本部長を経て執行役員となり全国150店舗を統括。その後、大手ドラッグストア本部の調剤部長に就任。2022.3にかなで薬局を独立開局。趣味は料理、食べ歩き、ギター、マラソン、サウナ。